特撮!エフェクト講座
その8 「ヒットスパーク(その1」みんなが一番望んでたのはこれじゃなかろか?
自作キャラを作るのに欠かせないということはないけど作れるとカッコイイ、
ヒットスパークの作り方を講座しましょう。
かなり省略した作り方で行っているので、多少迫力不足かもしれませんが、
大体こんなものだとわかってもらうためです。
というわけで今回作るのはコレ↑
手順1 元画像準備〜ぼかし処理
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ぼこ0 |
ぼこ1 |
ぼこ2 |
ぼこ3 |
上がgaleを使って描いた火花の大本、下がそれをphotostudioで均等ぼかししたもの。
キャンバスの中心を軸に広がるように火花をそれっぽく描きます。
左が中心部分で画面手前に向かってくる部分。左に行くにしたがって外側寄り、外側向きの動きになります。
png出力後photostudioで均等ぼかし。強さの数値設定は 2 です。
どんなツールを使っても、とにかく綺麗に微妙にぼかせばよいわけです。
ぼかしたものは仮の名をつけてpng保存します。
⇒⇒⇒ | ぼこひかり |
ヒットした瞬間のフラッシュです。やはりキャンバスの中心に円を描きぼかします。
強さ数値は 8 と少し強めです。できたらpng保存。
⇒⇒⇒ | ぼこひかり2 |
上で出来た画像をはねちり処理でちりちりに(強さは最大
その後やはりぼかします(均等。数値はやはり最大
この他に同じ大きさで黒一色の画像を ぼこくろ という名で用意しておきます。
手順2 フラッシュソフトでアニメーション
フラッシュソフトSUZUKAでアニメーションさせます。
設定は↑のとおり。ある程度SUZUKAを使えることを前提に進めますが、
覚えるのはそう難しくはないので覚えておくと○です。
今回は12フレームのアニメを作るのですが、ここでは13フレームで作ってあります。理由は後述。
ぼこ0〜3の最初のフレームの設定。
速度変化の箇所は後述。
キーフレーム(最後のフレーム)の設定。
画像がだんだん大きくなるというアニメを行います。
内側に近い画像ほど大きくなるのです。
ぼこひかりの設定。一番最初に1フレームだけ表示されるので設定もこれだけ。
ぼこひかり2の設定。2フレーム目から最後まで、不仮のほわっとした部分=フレアです。
ここまでの画像の動きの加速データ。
速度変化=カスタムの箇所にチェックを入れれば設定できます。
これで火花が一気に広がり、やがてゆっくりになる、といった動きが出来るようになります。
ぼこくろの設定。位置・変形ははじめと終わりでほぼ一緒。
カラーの方は透明からだんだん暗くなる動きをさせて、スパークを消していくような処理にします。
これらの処理を終えた後、プレビューを行うと↓のようなアニメが表示されるはず。
※1/2に縮小してあります。
以前の実写取り込みでやった時と同じようにPettyCameraでコマごとに撮影していきますが、
13コマ目は真っ黒になっているはずなので撮る必要はありません。
1コマ余分にしたのはこのためで、12コマ目を真っ黒にしないための処置だったのです。
ともあれこれで12コマの画像がそろいました。